クリスマスに世界で起きた、ちょっと面白い話あれこれ
12月になると、街は一気にクリスマスムードに包まれます。イルミネーションが輝き、音楽が流れ、なんとなく心が浮き立つ季節です。そんなクリスマスですが、世界を見渡すと「えっ?」と思わず笑ってしまうような出来事や、ほっこりするニュースが毎年のように生まれています。
今回は、クリスマスにまつわるちょっと面白い話や話題をいくつかご紹介します。年末の息抜きとして、ぜひ気軽に読んでみてください。
世界一早くクリスマスが始まる国?
実は、世界で一番早くクリスマスの準備を始める国があるのをご存じでしょうか。
それはフィリピンです。
フィリピンでは、なんと9月からクリスマスソングが流れ始めるのが恒例。ショッピングモールではツリーが飾られ、「まだ暑いのにもうクリスマス?」と観光客が驚くことも珍しくありません。
現地の人にとってクリスマスは、家族や親戚が集まる一年で最も大切な行事。長い準備期間も「楽しみの一部」なのだそうです。日本の感覚からすると少し不思議ですが、それだけクリスマスが生活に根付いている証拠とも言えます。
サンタクロースに手紙を書く大人が急増?
クリスマスといえば、子どもがサンタクロースに手紙を書くイメージがあります。しかし最近、海外では大人からサンタへの手紙が増えているという話題がありました。
その内容は「欲しいプレゼント」だけではありません。
- 今年は大変だったけど、家族が元気でよかった
- 来年はもう少しゆっくり過ごしたい
- 世界が平和になりますように
まるで日記や願い事のような内容が多いそうです。忙しい日常の中で、クリスマスという特別な日が「自分の気持ちを整理する時間」になっているのかもしれません。
クリスマスツリーが大きすぎて家に入らない?
毎年のようにニュースになるのが、「大きすぎるクリスマスツリー」の話です。
張り切って立派なツリーを買ったものの、
- 天井に当たって立てられない
- 玄関を通らない
- 部屋がツリーでいっぱいになる
といった事態に陥る人が続出します。
海外では「ツリーの先端を切って解決した」「斜めに立てて飾った」といった写真がSNSで話題になることも。
クリスマス前のワクワクが、ちょっとしたドタバタ劇に変わるのも、この季節ならではの楽しさかもしれません。
クリスマスに一番売れる意外なもの
ケーキやチキン、プレゼントが注目されがちなクリスマスですが、実は毎年この時期に売上が伸びる「意外なもの」があります。
それは電球や延長コードです。
イルミネーションや装飾を増やすため、「電気が足りない」「コードが届かない」と慌てて買いに行く人が多いのだとか。
クリスマス直前のホームセンターでは、こうした商品がまとめて売れるそうです。
準備は計画的に、という教訓がここにもあります。
クリスマス当日に起きた、ちょっといい話
ある年のクリスマス、海外でこんなニュースがありました。
吹雪で道路が閉鎖され、多くの人が立ち往生してしまったのです。
そんな中、近くの住民が自宅を開放し、
- 温かい飲み物をふるまう
- 子どもたちにお菓子を配る
- みんなでクリスマスソングを歌う
という出来事がありました。予定していたクリスマスとは違っても、「人と人が助け合う時間」になったことが、多くの人の心に残ったそうです。
派手なプレゼントがなくても、思い出に残るクリスマスは作れるのだと感じさせる話です。
クリスマスは「家で過ごす時間」を考える日
こうした話題に共通しているのは、クリスマスが家や人とのつながりを強く意識する日だということです。
- 家族と食卓を囲む
- 友人を招く
- 一人で静かに過ごす
どんな過ごし方であっても、「どんな空間で過ごすか」はとても大切です。
クリスマスは、普段当たり前に使っている家のありがたさに気づく日でもあります。
まとめ:面白さの裏にある、クリスマスの本当の魅力
世界のちょっと面白いクリスマス話を見ていくと、笑える出来事の裏には、
- 人を思いやる気持ち
- 家族や仲間との時間
- 安心できる場所の大切さ
が共通してあります。
クリスマスは一年に一度のイベントですが、その時間をどう過ごしたかは、意外と長く心に残るものです。今年のクリスマスも、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。 きっと来年、「あのクリスマス、よかったな」と思い出せるはずです。

