4月になり、お住まいの自治体の補助金や助成金の受付が始まったことでしょう。住まいに関する補助金は、自治体によって様々です。種類が違う、手厚さが違う、対象が違うなどといった具合です。
残念ながら筆者が住む自治体では、住まいに関する補助金は例年どおりブロック塀に関するものと耐震改修に関するものだけでした。おそらく、全国的に同じように住まいの補助金が充実していない自治体はあります。しかし、諦めてはいけません。今はコロナ禍で、補助金にも代わりうる制度があるのをご存知でしょうか?
それは、「プレミアム付き地域商品券」(※福岡県の呼び方)です。ざっくりというと、地域における消費者の購買意欲を喚起するために設けられた制度です。各自治体の商工会または商工会議所が旗振り役となり、この商品券を発行しています。
この「プレミアム付き地域商品券」ですが、自治体によっても呼び方が変わってきます。例えば、筆者が住む八女郡広川町では「にぎわい広川商品券」と名付けられています。この商品券を仮に1万円購入した場合、1万3千円分ついてきます。自治体によって上乗せ率が変わってきますが、八女郡広川町の場合は30%の上乗せです。1人当たりの購入上限額が5万円なので、最大1万5千円上乗せされます。
そして、使用できる店が重要なのですが、商品券を発行する自治体内の飲食店や個人商店だけでなく、なんと建設業者(建築業者)にも使えるのです。つまり、リフォームやリノベーション、修理工事として使えるのです。
個人1名で買える上限額は5万円となっているものの、当社にリフォーム工事をご依頼なさったお客様で、かつて数十万円のリフォーム代金を全て商品券でお支払いなさることがありました。おそらく、親族に協力してもらい商品券をたくさん購入されたのかもしれません。例えば、50万円買っていたら15万円分付いてくるので相当お得ですよね。
この商品券の手数料は業者側が負担することになっているので、消費者にとっては良いことづくめです。八女郡広川町の場合、昨年も同じような「プレミアム付き地域商品券」が出されました。今年も既に商品券の受付が始まっています。抽選制のため、所定のハガキで申し込みが必要です。
周辺の自治体では、「プレミアム付き地域商品券」にあたる商品券のリリース告知はまだのようですが、福岡県が発行するように「要請」しているようなので、同様に商品券が発行される可能性は高いでしょう。
まとめると、リフォーム補助金が無いまたはほぼ無い自治体のお住まいの方は、地域商品券の情報にアンテナを張っておきましょうということです。
そして、八女郡広川町の「にぎわい広川商品券」を購入された方で、リフォームされる方はぜひ当社へご依頼ください!「にぎわい広川商品券」は町外の方も購入できますので、町外の方でもご活用いただけます。ただし、自治体でリフォーム補助金を受けられる際は、同じ自治体の業者に依頼するルールなどがありますのでご注意くださいね。