全ての賃貸住宅居住者必読!『民間賃貸住宅に関する相談対応事例集(再改訂版)』が無料で読めて面白い

当社はリフォームやリノベーションに主軸を置いている会社ですが、不動産業も昨年より始めています。日々、不動産に関する資料を読み、いろいろな方から情報収集しています。最近、漫画やドラマで「正直不動産」が話題となっています。「9割の不動産業者はク●」と言われるこの業界の光と闇を喜劇的に描いたストーリーと実学的な知識が身に付く点が多くの方に受け入れられているようです。かくいう著者も「正直不動産」は好きな漫画で、全巻持っています。

さて、最近この「正直不動産」に負けないくらい面白い資料が国土交通省から出されたのをご存知でしょうか。187ページに及ぶ資料なのですが、これがまた面白いのです。一気読みできます。資料のタイトルは、『民間賃貸住宅に関する相談対応事例集(再改訂版)』(https://static-news.booom.jp/uploads/2022/04/6c5f862119815e054dc54125dcf85d27867941e67bed661e20dcb2cf6e6a3660.pdf

)です。「パッと見難しそうな内容だなぁ」と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。この資料は業者向けに出された内容なのですが、春からアパートやマンションで新生活を始めれる(始められた)方、その親御さん、既に賃貸住宅に居住されている方など、全ての賃貸住宅居住者におすすめの資料となっています。

どのような内容が書かれているかというと、1.借主からの質問(入居前・入居中・退去時)、2.連帯保証人からの質問、3.貸主からの質問の3部構成となっており、実際の相談事例と対策が記載されています。

例えば、以下のような相談内容が掲載されています。

「動物禁止特約のある賃貸マンションに入居していますが、内緒でウサギを飼っています。人に迷惑をかける飼い方はしていませんが、先日、大家にウサギがいることを知られてしまい、特約違反を理由に退去を求められています。退去しなくてはならないですか」

→内緒でウサギを飼育…。一見、可愛らしいと思える内容ですね。なぜ大家にバレたのかも気になるところです。ウサギの飼い主とウサギの運命はいかに。また、次のような相談内容も掲載されています。

「上の階の居住者が毎日、深夜に大きな音を立てて走り回っています。大家に苦情を伝えていますが、大家はなにもしてくれず、改善がみられません。賃貸借契約を解除することはできますか」

→著者も似たような経験があります。賃貸アパートに住んでいた当時、隣の部屋に毎晩深夜にMr.●hildrenの歌を大声で歌う方が住まわれていました。「いつの日もこの胸に流れるメロディー」というメロディーが、当時頭から離れずにいました。果たして、相談者は賃貸借契約を解除できるのでしょうか。

このように、親しみやすい事例が数多く載せられています。国土交通省の官僚が「この事例は面白いねぇ」「これウケる」などと言いながら事例を厳選したのかもしれません。事例集に載せられない内容やもっとディープな内容は山ほどあったと思います。ぜひ皆様も下記URLから楽しみながら読んでいただきたいと思います。最新の民放に対応しています。自分の身や大切な方を守ることにもつながりますよ。おすすめです!

▼『民間賃貸住宅に関する相談対応事例集(再改訂版)』
https://static-news.booom.jp/uploads/2022/04/6c5f862119815e054dc54125dcf85d27867941e67bed661e20dcb2cf6e6a3660.pdf