ちゃんと見てる?!土地探し&住まい探しに使える治安情報ツール

その他

はじめに

これまでの人生で引越した回数は何回ですか?
0回であったり、10数回という方もいらっしゃるでしょう。
著者の知人で、2年に1回のペースで引越しを繰り返す人がいます。ライフワークの一環だそうです。ちなみに、筆者はこれまで7回引越しています。多いと感じるか、少ないと感じるかは正直人それぞれだと思います。それにしても、引越しって面倒ですよね。荷物をまとめるだけでなく、それまでに探す手間、引越し業者や引越し先の情報収集をしなければなりません。費用もかかります。

土地探し・住まい探しのミスマッチを防ぐために

ところで、引越し先の情報ってどのようにされていますか。
学校に近い、予算に合う、駅近などなど様々な検討軸があります。たいていの方が「予算」と回答されます。それは、日本の場合だと治安が諸外国に比べるとかなり良いからです。しかし、予算以前に最も重要なのは「治安」ではないでしょうか。治安の情報収集で一番手っ取り早い方法は、地元の不動産屋に聞くことだと思います。しかし、担当者によっては地元のことをよく知らなかったり、遠方から通勤している担当者にもよるので、本当に担当者による部分が大きいです。土地の購入や住まいの賃貸を検討している人は、引越し先の治安をどのように調べれば良いのか。ここで、土地探し&住まい探しに使える治安情報ツールを3つご紹介いたします。これらのツールはまだまだ情報の充実が必要ですが、引越し先のミスマッチを防ぐという意味では、かなり参考となるでしょう。

ガッコム安全ナビ

地域の事件情報が数多くまとめられています。しかも、驚くべきは掲載されている犯罪の種類。死亡事案、性犯罪、不審者情報、注意看板などなど、本当にバリュエーション豊かな犯罪が掲載されています。ウェブサイトにあるように、「安全に安心して暮らすために、どこで事件が起こっているか、どのような不審者がいるのか、地図・アバター・アイコン・グラフなどで誰でもわかりやすく確認できるようにしたのが、ガッコム安全ナビです」と記載されています。これらの情報ソースは、地方自治体や所管の警察署の情報等を元に、事件を解析・分類しているそうです。しかも、無料で公開されています。地域によって情報量のばらつきがありますが、ぜひ一見の価値はあります。
(ガッコム安全ナビ:https://www.gaccom.jp/)

ぼうはん日本

こちらは、全国読売防犯協力会が都道府県ごとにまとめている犯罪マップのサイトです。犯罪マップは、各都道府県の警察本部がまとめています。しかし、一部の県でリンクが切れているので注意が必要です。先述の「ガッコム安全ナビ」はこちらから情報収集しているものと思われます。
(ぼうはん日本:https://www.bouhan-nippon.jp/knowledge/hanzai_map.html)

みんなでつくる安全 セーフティマップ

治安情報と近しいもので、道路の安全情報って重要だと筆者は考えます。例えば、自宅の近くに危険な交差点や事故多発地点があったら、子ども外出時は気になってしまうでしょう。そのようなデータベースがこの「セーフティマップ」なのです。このサイトは、実は自動車メーカーのホンダが運営しています。利用料は無料です。道路の情報をユーザーが投稿することで、道路に関する多くの情報がこのサービスに集約されるようになっています。筆者が使った感想としては、情報の地域差があるなという印象です。まだまだこれから一層の充実化が期待されます。
(セーフティマップ:https://safetymap.jp)

最後に

筆者は以前、治安の悪い地域に住んだことがあります。引越し初日にアパート近くの路上でかなりの量の血痕があった時はゾッとしました。数ヶ月で引っ越す事となったのですが、やはり住もうとしている地域の情報はなるべく多いに越したことはありません。いろいろなツールがありますが、ぜひ参考にされてはいかがでしょうか。それでは、また!